主要情報まとめ 1. 脆弱性の種類 - Linuxカーネルのブロックレイヤに、複数のDoS(サービス妨害)問題が存在する。 2. 報告者および日付 - 脆弱性報告者:Dan Rosenberg - メール返信者:Josh Bressers - メール日付:2010年11月12日 08:17:08 -0500 (EST) 3. 脆弱性の説明 - 問題1 - 種類:整数のオーバーフローおよびアンダーフロー - 説明:悪意を持って構築されたI/O要求に必要なページ数を決定する際に、ローカルユーザーがデバイスのioctlを介して順序良く割り当てを行うことで、極めて大きなページ割り当てが発生し、システムクラッシュを引き起こす可能性がある。 - 修正パッチのコミット: https://git.kernel.org/?p=linux/kernel/git/axboe/linux-2.6-block.git;a=commit;h=cb4644cac4a2797afc847e6c92736664d4b0ea34 - 関連CVE番号:CVE-2010-4162 - 問題2 - 種類:長さが0のI/O要求によるカーネルクラッシュ - 修正パッチのコミット: https://git.kernel.org/?p=linux/kernel/git/axboe/linux-2.6-block.git;a=commit;h=9284bcf4e335e5f18a8bc7b26461c33ab60d0689 - 関連CVE番号:CVE-2010-4163 4. その他の改善点 - これらの特定された問題を修正するパッチには、I/O要求のパラメータチェックの改善と、ヒープ割り当てにおける整数オーバーフローを防ぐチェックが含まれている。 - 関連コミット: - https://git.kernel.org/?p=linux/kernel/git/axboe/linux-2.6-block.git;a=commit;h=9f864c80913467312c7b8690e41fb5ebd1b50e92 - https://git.kernel.org/?p=linux/kernel/git/axboe/linux-2.6-block.git;a=commit;h=f3f631c28bc861a931fac283b5bc3585efb8967 5. 備考 - 報告者はテスト中にこれらの脆弱性を実際に利用(エクスプロイト)することに失敗したと表明しており、これは通知のためのものである。 - 具体的な脆弱性識別子は付与されていないが、識別子を必要とする人物に対して報告者が提供する用意がある。